hikoneutena

伝統工芸がつくる展示／ディスプレイの新ブランド

hikoneutena

hikoneutena は日本伝統の形、素材、技術を生かし、それらを工芸品質で実現する展示台／ディスプレイ用品の新ブランドです。国内でも有数の高級仏壇産地である彦根に残る伝統技術を駆使し、展示台／ディスプレイ用品をオーダーメイドで作成します。商品や食品、美術品などを美しくディスプレイし、格式を高めることを提供します。

仏壇は御本尊を荘厳するための工芸品ですが、宗教的な感情を取り除いて読み替えると、浄土というストーリーで御本尊を展示するためのディスプレイ台と解釈することもできます。hikoneutena はその高度な技術と文化の蓄積を利用し、伝統的な面取りや加飾はもちろん、モダンな形態やガラスなどの新素材まで取り入れ、展示物を見せるための情景とストーリーを伝統工芸の品格で実現します。

事業主体の「柒＋（ナナプラス）」は伝統的工芸品・彦根仏壇に関わる有志が集い、現代の生活に寄り添う工芸品をつくる活動を行っている団体です。hikoneutenaは、彦根仏壇の伝統工芸の技術を使用した新しい伝統工芸のあり方を模索するナナプラスのプロジェクトです。彦根仏壇の産地が持つポテンシャルや文化的な文脈を踏まえ、これらの高度な技術を下げることなく次の世代へと伝統工芸を繋げる新事業として、デザイン領域から企画立案し事業デザインしました。

伝統の品格で見せる展示台

サンプル品は、須弥壇や御文書箱などの仏壇や仏具で使われる台の装飾をモティーフにしています。
面取りは多段で、瓢面付け（ひょうたんのような形）を組み込んだ伝統の形状。本金箔押しでラインを入れ、展示物の品格を伝統工芸の技法を用いて引き上げます。

食品まで対応できるディスプレイ

塗装は最高級の呂色漆から、カシュー塗装やウレタン吹き付け塗装まで対応できます。食品衛生法に適応した塗装で、チョコレートなどディスプレイ台として、ガラスケース内のイメージづくりにも役立ちます。

彦根の技術で応えるオーダーメイド

アクリルケースやガラスケース、鍵付きディスプレイも対応できます。置き台の他、背の高いディスプレイや美術品の展示台、大きなものやLED照明を仕込むことなどご相談承りますので、環境やサイズ、目指す雰囲気などに合わせて、彦根が持つあらゆる技術を使ってオーダーメイドに取り組みます。

高い技術と文化的背景

彦根には国内でも最高峰の木工技術や塗装技術があるため、高い精度の加工ができます。さらに展示物を荘厳するという文化の蓄積は、他に類を見ません。
美術館やホテル、店舗等の商品ディスプレイから、個人用の模型や美術品、フィギュアの展示まで、幅広いご要望に対応できます。

hikoneutena

ブランド名の hikoneutena は、工芸の街「彦根」に、台や壇、または花を咲かせる台である萼（がく）を表す「䑓（うてな）」を組み合わせた造語です。中山道と北国街道が交わり京都へと続く要所であった彦根は、井伊家御用達の工芸の街としても発展しました。木地、漆塗、蒔絵、金箔、彫刻、宮殿、錺金具など、さまざまな伝統工芸が今なお息づいています。

hikoneutena DATA
サイズ、形態、素材、仕様、ロット、展示物、設置場所、納期など、お気軽にご相談ください。

　
製造・販売：nanaplus
問合せ先：nanaplus hikoneutena事業部（株式会社BCOM内 担当：伊藤 義孝）
〒522-0033 滋賀県彦根市芹川町1435
TEL．0749-22-4546
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hikoneutena サンプル品 DATA
Material: 天然木ヒバ（カシュー塗装）本金箔
Size: W300 × D240mm
参考価格：82,500円（税込／アクリルケース別途）
　
Design: 乾 陽亮
Photo: 大野 博

本メール内容についての問い合わせ先

乾陽亮設計事務所
www.inuiyosuke.jp

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