0023 : curio+

design : 2005.09
curio+: 1
curio+: 2
curio+: 3

木は温かみのある素材、と言うとまるで慣用句の様になってしまいますが、木目の美しさを疑う人はいないでしょう。当たり前のことですが、木材を平面で切り取ることで木目は最も美しく表れてきます。このcurio+の形態は、緩やかな曲線を描く木目を単純な直方体形状に映すことで木目を純粋に表現しようとしました。
矛盾した2つの方向、木目を平面で見せることと物を飾るという機能を同時に具現する方法として、120mmを基準モデュールとした箱と、そこに穿たれた孔を積み重ねる形態を採用しました。この箱の積み重なりは、使用者がそこに飾る物や使い方に合わせて自由に選ぶことになります。つまり自らが選んだ好きな物を、自らが選んだ好きな形と配置を工夫して個性的な棚を作り上げることができます。そこに置かれた物は、風景を切り取るピクチャーウインドウの様に、その孔でトリミングされて見られます。
木目の裏側の広がりに置かれた、物のための内部空間を作ること。その空間を孔からうかがうこと。それぞれの人のそれぞれの好みの物に対する想いをcurio+は大切にします。

project No.
0023
title
curio+
design
2005.09
programme
Curio Case
team
Yosuke Inui, Akio Ogawa

Selected Works

No.
0023
date
2005.09