


2025年5月に大阪城公園の隣に開業したパティーナ大阪は、ブランドコンセプトとして地域の歴史や文化とのつながりを大切にされている。そのため宿泊ゲストへのウェルカムスイーツとして大阪の伝統銘菓である粟おこしを採用され、老舗である粟新が指名されることになった。その粟新がパティーナ大阪のためにオリジナルで開発した抹茶の風味豊かな粟おこしにふさわしいパッケージのデザインを任された。
パティーナ大阪の客室内のティーセットは日本の伝統工芸品が用意されており、それらとのバランスを求められたことから立体的で存在感のある巾着型パッケージを選択している。巾着型パッケージは1枚の紙をトムソンで打ち抜いて出来る日本的な簡易な包みである。サトウキビの廃材から作られた紙を用いて、パティーナの指定カラーを1色のみで望まれた情報を載せつつ、上部を覆う白と横のパティーナ指定カラーとのコントラストの強いパッケージとした。
巾着型は積み上げることができなく梱包に課題があるが横積みで耐えられる形をオリジナルで設計し、梱包と配送も効率的にしている。パティーナ大阪側の強い要望もあり、可能な限り環境負荷の少ないものとしている。